今年度の最大の話題作、と言っても過言ではないでしょう。あの「カメラを止めるな!」を鑑賞してきました。
公開前からこの作品のことはとても楽しみにしていました。というのも、5月に見た「バウムちゃんねる映画祭」の参加作品の中に、上田慎一郎監督作品もあり、それがまた秀逸だったので、そのときから上田監督の長編作が上映されるというので絶対に見ようと思っていたのです。
諸事情あって公開直後の6月は身動きが取れず、7月になってから見に行こう、とのんびり構えていたら、あれよあれよと話題作になり、連日映画館が満員となる大盛況。すっかり「カメ止めブーム」となりましたね。公開館数も増え少し落ち着いてきた8月下旬、ようやく鑑賞することができました。
まだまだ絶賛公開中なのでネタバレは極力避けますが、公開前にK's cinemaなどで予告編を見ていたこともありなんとなくストーリーの構造は知っていました。演劇ではおなじみの手法なので、その点での驚きとか意外性は感じませんでしたが、非常によく練られた脚本であり、その手法へのリスペクトを感じられる清々しさがありました。ワークショップを経て撮られた作品ということで、俳優さんの特徴をよく捉え、魅力を引き出したキャスティングと演出だったと思います。映画の面白さと演劇の面白さを掛け合わせて生まれた、面白さ爆発の作品です。これは思わず人におススメしたくなる映画ですね。
面白く笑えるだけではなく、何があっても止まらない、前に進む、やり続ける。そうすればきっと道は開ける。そんな勇気をもらえました。
上田監督はじめとするスタッフ、そして俳優の皆さんの今後のご活躍がとても楽しみです。
「カメラを止めるな!」やっと見てきました。公開前から楽しみにしていたのにほんとやっとでした。k's cinemaで見たのですが、終映後にご出演の市原洋さんが登場という嬉しいサプライズに盛り上がりました。#カメ止め pic.twitter.com/asSpZ0ERyW
— Ayako Hisada thread (@ayalaugh) 2018年8月23日