慢慢走 Walking Slowly

好きなことを、好きなように、ゆっくり綴る。

佐々木蔵之介×森新太郎に聞く、作品への思いとは 笑って泣ける、テンションが高い男の40年間を描いた『佐渡島他吉の生涯』

エンタメ特化型情報メディアSPICE(スパイス)のサイトにて、執筆記事が公開されました。

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オダサク愛を熱く語る森さん、出演の覚悟を神妙に(笑)語る蔵之介さん。まず脚本からしてすごく面白いのでとっても楽しみな舞台です!

惑星ピスタチオ時代からファンだった蔵之介さんへの初取材、惑星ピスタチオの話題を振っていいのかどうか迷っていたところに森さんが率先して話してくださって嬉しかったです。自分もそうだけどやっぱりこの世代は惑星ピスタチオに衝撃受けた人多いなぁと改めて。森さんは確か私と1歳違いくらいだし、文学座の演出家・高橋正徳さんもやっぱり私と1歳違いくらいで、ピスタチオ見てた!って言ってたし。

しかしピスタチオ時代から蔵之介さん見てるということは、もう20年以上見てるってことか!と感慨深すぎて遠い目になってしまった。20年じゃきかないか、25年くらいか。

蔵之介さんが惑星ピスタチオに出演した最後の作品『大切なバカンス』(1998年)での演技を見て、ああこの人はここからもっともっと遠くへ羽ばたいていくんだな、とはっきり思ったことを今でも覚えています。本当に大きく羽ばたいて大きな俳優になった蔵之介さん、これからもまだまだご活躍に期待しています!

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尖っちゃってるお囃子バンド? 望月秀幸・望月左太寿郎インタビュー『お囃子プロジェクトvol.15』

エンタメ特化型情報メディアSPICE(スパイス)のサイトにて、執筆記事が公開されました。

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秀幸さんと左太寿郎さんによるトークショーのような爆笑インタビューで楽しかったです。演奏もトークも楽しめるライブになること間違いなしです!

邦楽を突き詰めるために洋楽に触れる、チャレンジをする。
爆笑トークの中にも、お二人共通の強い思いが感じられました。
ただ一点を掘り下げるだけではなく、ただ一方向にまっすぐに突き進むだけではなく、世界を広げることで豊かになる。
それは邦楽だけでなく、他のことにも当てはまるような気がします。

クイーンの楽曲は何を取り上げるのか、左太寿郎さんのタンクトップお披露目はあるのか、3月3日4日のライブ本番が気になるところです。

www.ohayashipro.com

高橋惠子主演ではつらつと魅せる、老いと家族の絆を描いた名作舞台『黄昏』稽古場レポート

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稽古場にお邪魔した旨をツイートしていましたが、この取材のためでした。

『黄昏』について取材できたことは、2003年の初演を見ているので非常に感慨深いです。その翌年から文学座で働くことになるなんて当時はまったく想像もしていませんでしたが、演出が高瀬久男さん、出演者の中に石田圭祐さんがいらしたという、文学座絡みの公演でした。
初演に出ていた石田さんがノーマン役で再びこの作品に戻ってきたこと、初演と再演の演出をしていた高瀬さんが亡くなられ、同じく文学座の鵜山仁さんが演出を引き継いでくれたこと、初演を見た私が稽古場レポートを書くことになるめぐりあわせ、この作品が繋いでくれた17年。高瀬さん、『黄昏』は今もみんなから愛されていますよ。高瀬さんが遺してくれた宝物の一つです。

高瀬さんは、私の人生を変えてしまったと言ってもいいくらい、自分の演劇人生において重要な演出家です。高瀬さんの舞台を見なかったら、私は文学座で働くことはなかったかもしれません。人との出会い、作品との出会いは本当に大きいですね。もうかなわないけれど、ライターとして高瀬さんに取材してみたかったなぁ。

公演は本日1/16(木)から19(日)までです。 

公演詳細 | StageGate [ステージゲート]

新国立劇場 2020/2021シーズンラインアップ説明会<小川絵梨子・演劇芸術監督編>~ イヴォ・ヴァン・ホーヴェ演出、イザベル・ユペール主演『ガラスの動物園』を招聘!

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昨年に引き続き、今年もラインアップ発表会を取材させていただきました。

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今年も見ただけでワクワクするようなラインアップです。全部見に行きたい!

何といっても目玉はイヴォ・ヴァン・ホーヴェ演出、イザベル・ユペール主演『ガラスの動物園』招聘公演。映画ファンと演劇ファンが入り乱れてチケット争奪になるかもしれませんね。

ノゾエ征爾さん、上村聡史くん、藤田俊太郎くんといったざっくり言って同世代の演出家の名前が並んだのも嬉しいです。上村くんとは文学座時代からの旧知の仲で、先日『タージマハルの衛兵』を見に行ったときにバッタリうれしい久々の再会を果たしました。文学座を2018年に退座して現在はフリーの上村くん、今後ますますのびのびとした活躍に期待しています。藤田くんは蜷川幸雄氏の演出助手をずっと務めていたのでよく現場でお会いしていました。みんなから「サイヤ人」ってあだ名付けられてたのが懐かしい(笑)。小川さんが「藤田くんはストレートプレイをやりたいと言っていて」というお話しをしてくださって、それがなんだか勝手に嬉しかったです。

記者懇親会では、相変わらず演劇に対して真摯に向き合っている、まっすぐな小川絵梨子演劇芸術監督の姿勢に改めてほれました。公共、しかも国立、ということで風当たりも強いと思いますが、小川さんのチャレンジを心から応援したいです。こんなに演劇でワクワクさせてくれる人、なかなかいないですよ。

次シーズンも観客として新国立劇場に何度も通うことになりそうで楽しみです。

www.nntt.jac.go.jp

高泉淳子の「人間への愛」に満ちた舞台の新境地『俺× 僕のフレンチ ~ア・ラ・カルト公認レストラン~』

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昨年の『ア・ラ・カルト』30周年公演に続き、今年もレポートを書かせていただけたことに感謝です。

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今年も、クリスマスっていいな、人間っていいな、音楽っていいな、美味しい食事っていいな、と思わせてくれる最高のショーでした。

www.alacarte2016.com

eplus LIVING ROOM CAFE & DININGは今回初めて訪れたのですが、雰囲気も良く食事も美味しい素敵なところでした。イベントがないときでもカフェレストランとして営業しているので(しかもwifi&電源ありとのこと!)今後もぜひ利用したいと思います。

livingroomcafe.jp