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【公演中止によるお蔵入りインタビュー特別公開】 成河が語る、舞台『ある馬の物語』への思い

エンタメ特化型情報メディアSPICE(スパイス)のサイトにて、執筆記事が公開されました。 

spice.eplus.jp

成河さんへのインタビューは2月に行いました。その時点ではまさか公演中止という事態にまで発展するとは思っていなかったので、成河さんのお話しを聞きながら公演に向けて非常に楽しみな気持ちが膨らんだので、中止が決まったときは残念でなりませんでした。

今回はインタビュー時間も長めに取っていただけたので、成河さんに聞きたかったことをじっくりとおうかがいすることができました。公演についてだけではなく、これまで、そしてこれからの成河さんのこと、演劇界全体のこと、いろいろなお話しをしていただいています。

ayalaugh-tmc.hatenablog.com

成河さんにはこれまでもインタビューなど取材を何回かさせていただきました。芝居に対してまっすぐで誠実、だからこそ悩んだりジレンマを抱えたりされることも多いのではないかな、などと思いました。これからも成河さんとは機会あるごとにいろいろな話をして、演劇や舞台芸術の未来を一緒に考えていけたらいいなと思っています。

成河さんが主演だし、白井晃さんが演出だし、絶対に面白い作品になったはずの『ある馬の物語』が、いつかきっと上演されることを心から願っています。

setagaya-pt.jp

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会報誌「産業カウンセリング(JAICO)」2020年6月号 長沼睦雄氏インタビュー

一般社団法人日本産業カウンセラー協会が毎月発行している会報誌「産業カウンセリング(JAICO)」の6月号の特集『HSPを理解する』で、十勝むつみのクリニック院長・長沼睦雄さんのインタビューを執筆しました。

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HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)、HSC(~・チャイルド)臨床の第一人者として、長沼先生のもとには全国から相談者が訪れるそうです。

心と体の関係について、興味深いお話しをうかがうことができました。精神的な病を治療するためには身体的な治療も同時に必要になるということ、そして逆もしかりであるということは、医療者やカウンセラーのみならず誰もが認識しておくことができれば、病に対する向き合い方もバランスがとりやすいかもしれないと感じました。

HSP/HSCはこれまであまり一般的に認知されていませんでした。精神の問題は外からは見えにくいため、当事者は周囲の無理解に苦しむことも多いと思います。「病名がつくから病気の人が増える」という言われ方をされてしまうこともありますが、病名を付けて顕在化することで救われる人も多くいるのではないでしょうか。

それと同時に、精神的な問題の相談先というのは非常に選択が難しいということも、長沼先生のお話しから感じました。一般的な認知や専門的な研究が進み、当事者の相談先の選択肢が増え、正しい知識の下で治療できる環境が整っていくことを願います。

www.counselor.or.jp

会報誌「産業カウンセリング(JAICO)」2020年5月号 飯野三紀子氏インタビュー

一般社団法人日本産業カウンセラー協会が毎月発行している会報誌「産業カウンセリング(JAICO)」の5月号の特集『認知症の家族を支える~介護者支援と職場における支援~』で、一般社団法人介護離職防止対策促進機構理事・飯野三紀子さんのインタビューを執筆しました。

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高齢化社会の中で介護の問題というのはますます重要になってくると思います。

介護によって孤立してしまわないようにする、そのためには社会全体がもっと介護者を支援する体制になっていかなければなりません。

飯野さんの取り組みが今後もっと社会全体に浸透していくことを願います。

hojosha.co.jp

木ノ下裕一インタビュー~木ノ下歌舞伎でしか見られない『三人吉三』の全曲上演にかける思い

エンタメ特化型情報メディアSPICE(スパイス)のサイトにて、執筆記事が公開されました。

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歌舞伎の人気演目『三人吉三』を木ノ下歌舞伎が全曲上演します。

木ノ下歌舞伎主宰の木ノ下裕一さんへのインタビューが決まった時点では対面の予定でしたが、状況が刻一刻と変わっていき、結果的に電話インタビューとなりました。久しぶり過ぎて慣れていないということもあり、対面よりも緊張しました。

そんなわけで木ノ下さんとは「はじめまして」が電話になってしまったので、次は公演時に劇場でお会いしましょう!とお話ししました。先が見えない日々の中、現時点ではお会いできるようになるのがいつになるかわかりませんが、たとえ何年後になろうとも、とにかくその日が来るのを信じて楽しみにしています。

インタビュー後にオンライン稽古がスタートしたそうで、現状可能な範囲で前に進む皆様に励まされる思いでした。

公演の有無は近日中に何かしら発表があるようです。

kichisa2020.com

片桐はいりインタビュー 岡田利規版 夢幻能『未練の幽霊と怪物』を「自由旅行の楽しさ」で創りたい

エンタメ特化型情報メディアSPICE(スパイス)のサイトにて、執筆記事が公開されました。

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チェルフィッチュ岡田利規さんによる、能楽に触発された新作『未練の幽霊と怪物』について、出演者の片桐はいりさんにお話しをうかがいました。片桐さんにはぜひお話しをうかがってみたいと思っていたので、念願かなって嬉しかったです。非常に楽しいお話しの数々、その場にいた全員が笑いっぱなしのインタビューとなりました。

ザハともんじゅがシテ?そして片桐さんは間狂言に出演?という、まさに片桐さんのおっしゃる「?!」な作品、非常に楽しみでワクワクしています。インタビュー中で片桐さんが言う通り「6月はどうなってるんだか皆目わからない」ですが、上演されることを祈っています。