慢慢走 Walking Slowly

好きなことを、好きなように、ゆっくり綴る。

渡辺謙と宮沢氷魚が「美しい瞬間」の積み重ねから生み出す、舞台『ピサロ』稽古場レポート

エンタメ特化型情報メディアSPICE(スパイス)のサイトにて、執筆記事が公開されました。

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さすがウィル・タケットという稽古場で、本番の舞台セットでどんな美しい作品に仕上がるのか期待が高まりました。
演出のウィルさんがイギリスの方なので稽古場は英語と日本語が飛び交っていました。渡辺謙さんはブロードウェイにも出演しているし英語喋れるだろうな、と思ってましたが、宮沢氷魚さんがネイティブ並の英語力で驚きました。これだけしゃべれたら彼もいずれは海外進出ということもありえそうだなと思いました。
この稽古場取材で久しぶりに外山誠二さんにお会いできて、稽古時間内だったのでお話しはできなかったけど、私に気づいてアイコンタクトしてくださったりそっと手をフリフリしてくださった外山さんかわいかった。ウィルさんが「セイジサン」って呼んでるのもかわいかった。
本番は3/13から。4/20までと長丁場なのでどこかでぜひ見に行きたいです。

瀬戸康史インタビュー「どんな舞台になるのか想像できない」 松尾スズキの戯曲『母を逃がす』に挑む

エンタメ特化型情報メディアSPICE(スパイス)のサイトにて、執筆記事が公開されました。

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今年5月にシアターコクーンで上演される、松尾スズキ作、ノゾエ征爾演出の『母を逃がす』にご出演される瀬戸康史さんにインタビューしました。
瀬戸さんはとてもハッキリキッパリ明快にお話しされる方で、気持ちよくお話しさせていただくことができました。
瀬戸さんの舞台は前川知大作品や昨年のケラ作品でも拝見していて、映像からでは伝わりづらいかもしれないけど非常に深みを持っている役者さんだなと感じていました。その深みはもしかしたら、挑戦し続けたいという彼の貪欲さが生んでいるものなのかもしれない、とお話しを聞きながら思いました。
松尾スズキワールドで“雄介”として生きる瀬戸さんを見られるのが今から楽しみです。

この冬、舞台版と映画版で楽しむ 太宰治の未完遺作小説「グッド・バイ」から広がる“愛ある世界”

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KERA CROSS 第二弾『グッドバイ』について、生瀬勝久さんと藤木直人さんにインタビューをさせていただいたことと、

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映画版『グッドバイ』監督の成島出監督にインタビューさせていただいたことで、

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今回このようなコラムを執筆させていただきました。

本当にいろいろな意味でこの作品は愛と幸福に満ちあふれた作品だと思っています。舞台版の上演は終わってしまいましたが、映画版は上映中ですのでぜひ多くの方に楽しんでいただきたいと思います。

歌舞伎座『二月大歌舞伎』昼の部レポート 代々受け継がれた魂宿る仁左衛門の菅丞相『菅原伝授手習鑑』

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先だって十三世片岡仁左衛門二十七回忌法要レポートを書いたこともあってご依頼いただけたのですが、仁左衛門丈が素晴らしすぎるがゆえに、改めて拙文を恥じ入るばかりです。大きな心でこのような機会を与えてくださるSPICE編集部、そして松竹さんに心から感謝しきりです。

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幼い頃、佐野市にある母の実家近くの朝日森天満宮を散歩中、この神社は菅原道真を祀っているんだよ、という話を聞いて「東風吹かば~」の和歌を諳んじたところ、今は亡き伯父が「よく知ってるね」と驚きながら褒めてくれて、子供心にとっても嬉しく誇らしかったことを今でも覚えています。仁左衛門丈の菅丞相を見ながらふと、そんなことを思い出していました。

『菅原伝授手習鑑』は見るたびにその物語性に魅せられます。いつか通し上演を見る機会があればと思っています。二月大歌舞伎は26日までです。

「母」がテーマの二人芝居を4人のキャストでより豊かに育てる 音楽劇『春母夏母秋母冬母』稽古場レポート

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12月にインタビューした、演出の糸井幸之介さん、出演者の土屋神葉さん、上西星来さんの舞台作品の稽古場にうかがいました。

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初演の舞台は映像でしか拝見したことがないのですが、私が一番泣いてしまったシーンの稽古をちょうどやっていらっしゃる日だったので、稽古を見ながらちょっとジーンときてしまいました。

母が子を思う気持ち。子が母を思う気持ち。どちらも温かくて、切ない。思い出すだけで涙が出そうなくらい、尊いシーンでした。

キャスト4パターンとも全部それぞれに素敵で、本番の舞台も全パターン見比べたい!と思ってしまうくらい。

来週13日からCBGKシブゲキ!! で上演されます。

cbgk2020.wixsite.com