慢慢走 Walking Slowly

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人間国宝・大倉源次郎が語る~『第25回能楽座自主公演 藤田六郎兵衛を偲ぶ会』

エンタメ特化型情報メディアSPICE(スパイス)のサイトにて、執筆記事が公開されました。

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昨年亡くなった藤田六郎兵衛先生を偲ぶ会として9/7(土)に国立能楽堂で開催される能楽座自主公演について、大倉源次郎先生にお話しをうかがいました。六郎兵衛先生追悼の思いをこめた能「羽衣」はじめ、バリエーション豊かな番組構成が魅力的な公演です。
チケットは、指定席(正面席)は少なくなって来ていますが、自由席(脇正面・中正面席)はまだ余裕ありますので、ぜひ多くの方にお運びいただければと思います。

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能楽座自主公演チラシ表

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能楽座自主公演チラシ裏


ご縁があって2年半ほど前から能楽関連のお手伝いを諸々させていただく中で、源次郎先生には非常にお世話になっています。ぜひインタビューさせていただきたい、という念願がかないました。お忙しい中、お時間作っていただき、貴重なお話しをしていただきありがとうございました。

こちらの取材は源次郎先生のご紹介で、チサカフェという国立能楽堂近くの素敵なカフェで行わせていただきました。こちらのお店のコーヒーが素晴らしく、滅多にブラックでは飲まない私でも美味しくいただくことができました。店内にはベネチアンガラスの様々な作品が展示されていて、目にも楽しい美しいお店です。記事の下の方に、わかりづらくて恐縮なのですが関連サイトとしてリンクさせていただいています。チサカフェ様、ご協力ありがとうございました。

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金属恵比須7.6ワンマン・ライヴ「ルシファー・ストーン」レポート~史上最高に濃いセットリスト!

エンタメ特化型情報メディアSPICE(スパイス)のサイトにて、執筆記事が公開されました。

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 今回は初めての音楽ライブレポ、しかもプログレバンドということで、原稿納品まで胃が口から飛び出しそうな日々でしたが(意味不明)、編集長には大変喜んでいただけたのでひとまずほっとしています。

以前、『プルガトリオ』という舞台に関して高嶋政宏さんにインタビューをした旨の投稿をした際に、
「まさかこのインタビューの次の日にまた高嶋さんにお会いすることになるとは、このときはまだ知らないのでした…….高嶋さんと再会した話は、近日中にご紹介させていただきます。」
などともったいぶったことを書いていましたが、実はインタビューの翌日がこの金属恵比須のライブで、なんと客で来ていた高嶋さんと会場でバッタリお会いしたのでした。(ちなみに高嶋さんは夕刊フジにこのライブレポを書いていました)

ayalaugh-tmc.hatenablog.com

金属恵比須はプログレ通の高嶋さんイチオシのバンドということもあり、8/12の高嶋さん主催イベントにも出演が決定しています。
そしてその8/12のイベントにも、行く予定です。まさか高嶋さんにインタビューしたことがきっかけでプログレ沼に引きずり込まれることになるとは……。高嶋さんとの3度目の邂逅についてはまた後日お伝えできればと思います。 

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女優・奈緒インタビュー「初舞台がこれでよかった」~「神話的世界」と「SF的世界」を描く前川知大の最新作『終わりのない』

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奈緒さんはご自分の言葉でしっかりと思いを語ってくださる素敵な方でした。初舞台にも期待大です。

NHK朝ドラ「半分、青い。」にご出演されていた奈緒さん。お母さん役だった池谷のぶえさんについて話を振ってみたら、とても嬉しそうに話してくださったのが印象的でした。奈緒さんの言う通り、いつかぜひお二人が舞台で共演されることを楽しみにしています。

前川知大さんの新作『終わりのない』は、ホメロスの「オデュッセイア」を原典にしているとのこと。能楽師梅若実先生が2015年に発表した新作能『冥府行~ネキア』も「オデュッセイア」第11歌「ネキア」を元にしているので、ここはぜひ見比べてみたいところです。

子どもも大人も楽しめる、人気絵本が原作の音楽劇『あらしのよるに』囲み取材&ゲネプロレポート

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こちら書きました。舞台の楽しさがたっぷり詰まった、子どもにも大人にも見てもらいたい素敵な作品、本日初日です。

KAAT『ゴドーを待ちながら』でも素晴らしかった渡部豪太さんが、とにかく魅力的。表現力豊かな俳優さんで、演じるキャラクターにしっかり血が通っていました。これからますます注目したい俳優さんです。
脚本・演出の立山ひろみさんの作品は初見でしたが、芸術的なセンスが感じられ、立山さんの他の作品もぜひ見てみたいと思いました。

「舞台はこんなにも豊かで楽しい」ということを教えてくれる作品で、私自身も初心に帰れたような気がします。

公演は日生劇場にて今日が初日で、8/5までです。

村上春樹の短編小説2作品が混じり合う、舞台『神の子どもたちはみな踊る after the quake』プレスコール&囲み取材レポート

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こちら書きました。『神の子どもたちはみな踊る』を取材で追いかけた日々はこれにて一区切り。あとは本番の舞台を見るのみ。東京公演は8/16までです。

プレスコールで限られた場面しか見ていませんが、木場勝己さんのかえるくんが本当に素晴らしくて、感動しました。
木場さんだから、木場さんじゃなきゃできない役だなぁ、と思いました。

先日、某演出家と話をする機会があったときに、芝居の見方の一つとして「時間」と「空間」を意識してみたら、というアドバイスをもらいました。
まだその見方をつかみきれていなくて自分のものにできていないのですが、それでもこの舞台における木場さんは間違いなく「時間」と「空間」を体現している、と感覚的にわかりました。木場さんには宇宙がある、うまく言えませんが、なんだかそんな感じがしたのです。

芝居のことを述べるときの語彙力がもっと欲しい。まだまだ修行の日々です。