慢慢走 Walking Slowly

好きなことを、好きなように、ゆっくり綴る。

文学座『ガラスの動物園』

文学座ガラスの動物園』を7/1(土)マチネに観劇してきました。 

 

劇場では、久しぶりの方々にいろいろお会いできてうれしかったです。演出の高橋さんとも少しお会いできてお話しできました。

この公演の存在を知ったときに、取材したいなぁ、と思っていたのですが、結局自身が忙しくしていたのもあってそれは叶いませんでしたが、次の機会には高橋さんに取材ができるよう、私もがんばろう、と思いました。

公演は7日まで。完売日もあるようですが、残席僅少ながらもまだチケット残っている日もあるようですし、当日券も出ているみたいです。

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ロロ『はなればなれたち』

ロロ『はなればなれたち』を千秋楽に観劇してきました。 

 以前から気になる劇団だったけれども、今回が初観劇。

とてもおしゃれで清潔だけれども、現実に生々しく肉薄している、そんな舞台だったと感じました。

ここ数年、自分と世代の近い演劇人の訃報が続いたり、劇団が解散もしくは活動休止したり、そんなことが続きました。

もう、彼らに思いを届けることはできないのかもしれないし、彼らにとっては私の思いなんてどうでもいいのかもしれないけれど、それでもこの心の中にはずっと、彼らへの思いが渦巻いている。

彼らは確かに私の心の中に存在し続けている。それが苦しく、ちょっとうれしい。

ちょっとしんみりした感想を抱いてしまいましたが、笑えるところもたくさんあって、曽我部恵一さんの生歌は心地よくて、全体的に穏やかな気持ちで見ることのできる作品でした。

loloweb.jp

岡山天音×松井周インタビュー トラウマになるくらい強烈な絵本を舞台化『ビビを見た!』

エンタメ特化型情報メディアSPICE(スパイス)のサイトにて、執筆記事が公開されました。

spice.eplus.jp

インタビューと、稽古場レポ&宮川舞子さん撮影の稽古場写真もあります。


岡山さんの柔軟さと、松井さんの変態さ(ほめてます)がうまい具合に混じりあって、面白い作品になるに違いないと期待の持てる取材となりました。
この取材の直前に映像作品で俳優同士として共演したばかりだったそうで、お互い「なんか照れ臭いね」と言っていたのが微笑ましかったです。
公演は7/4から。完売日もちらほら出ているそうです。

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第三回日本舞踊未来座「彩-SAI-」

インタビュー取材をさせていただいた未来座の公演を鑑賞してきました。

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KAAT神奈川芸術劇場『ゴドーを待ちながら』

KAAT神奈川芸術劇場にて『ゴドーを待ちながら』2バージョン上演を鑑賞してきました。

 昭和・平成ver.と令和ver.で、ポゾーとラッキーの配役を入れ替えたのも面白い演出だった。かつてポゾーだった人間が、ラッキーになってしまう。かつてラッキーだった人間が、ポゾーになってしまう。人間の立場なんて流動的なもので、いつどう変わるかわからない、いつ足元をすくわれるか、逆にいつ高みに上れるか、先のことなど誰にもわからない。そんなメタファーを感じられた。

昭和・平成ver.の少年の衣裳が、陸上競技のスターターだったのはどういう意図が込められていたのだろう。“東京オリンピック”が一つキーワードになっているということなのかな。そして2度目の登場のときはジャケットが赤から黒に変わっていたのも気になる。

公演は6/23(日)まで。

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