第三回日本舞踊未来座「彩-SAI-」
インタビュー取材をさせていただいた未来座の公演を鑑賞してきました。
第三回日本舞踊未来座「彩-SAI-」を国立劇場小劇場で鑑賞。童話ピノキオを題材にした「檜男ぴのきお」と、井上八千代出演の「春夏秋冬」の二本立て。日本舞踊初心者や子どもへの間口を広く敷居を低く設けた「檜男」では、子どもたちの素直な反応に思わず笑みがこぼれる。
— Ayako Hisada (@ayalaugh) 2019年6月24日
『檜男』はWキャストで、藤間爽子出演の回だった。爽子さんの生き生きとした表情、弾けるような身体表現がキラキラ輝く、可愛く元気なぴのきお像。各キャラクターの個性を引き出す色とりどりの衣装も楽しい。初めて日本舞踊を見る人も、より興味を抱いてくれるような作品になっていたと思う。
— Ayako Hisada (@ayalaugh) 2019年6月24日
「春夏秋冬」は各季節を舞踊で見せる構成。振り袖姿の女性舞踊家が美しく舞う春、男性舞踊家が力強く祭りを表現する夏、人間国宝・井上八千代が一管で舞うしっとりとした秋、厳しい寒さを感じさせる冬。花柳基先生振付の夏の躍動感が楽しくこの日一番の拍手が起こっていた。
— Ayako Hisada (@ayalaugh) 2019年6月24日
来年の未来座は「祭-SAI-」と題して、演出は松本幸四郎と告知されていた。今回の基先生の祭りをテーマにした夏の振付が素晴らしかった分、来年の公演への期待もより高まる。
— Ayako Hisada (@ayalaugh) 2019年6月24日