KAAT神奈川芸術劇場では、昨日から『ゴドーを待ちながら』が開幕。昨日は別件でKAATに行ったので、別日に改めて見に行くつもり。『ビビを見た!』『グレーテルとヘンゼル』など、これから楽しみな作品が目白押しなので、できる限りKAATに通いたいところ。地点もできれば見たいなぁ。
かつての同僚たちにも会えたし、帰り際にちょうどミーティング中だった白井晃芸術監督にも会えたし、KAATはいつも私にパワーをくれる。これからも変わらず大事な場所。
『キネマと恋人』を鑑賞してきました。
世田谷パブリックシアター+KERA・MAP#009 『キネマと恋人』
2019/06/08(土) ~ 2019/06/23(日) 世田谷パブリックシアター
【台本・演出】 ケラリーノ・サンドロヴィッチ
【出演】
妻夫木聡 緒川たまき
崎山莉奈 王下貴司 仁科幸 北川結 片山敦郎
【映像監修】 上田大樹
【振付】 小野寺修二
【音楽】 鈴木光介
【美術】 二村周作
【照明】 関口裕二
【音響】 水越佳一
【衣装】 伊藤佐智子
【ヘアメイク】 宮内宏明
世田谷パブリックシアター+KERA・MAP『キネマと恋人』鑑賞。「カイロの紫のバラ」の舞台を1930年代の日本に置き換えて翻案、映画と演劇両方の楽しさを教えてくれる作品。ユーモアと温かさとほろ苦さの絶妙なバランス、スタイリッシュで高度な演出、それに応える圧倒的なスタッフ力と俳優の演技力。
— Ayako Hisada (@ayalaugh) 2019年6月10日
『キネマと恋人』妻夫木さんと緒川さんの愛らしさが堪らない。妻夫木さんにはぜひ本当にミュージカルコメディの主演をやっていただきたい(笑) 廣川さん&村岡さんfromナイロン100℃のお二人の醸し出す絶妙なナンセンスコメディ感が嬉しい。尾方さんは謎方言がはまりすぎていてさすが劇団MONO。
— Ayako Hisada (@ayalaugh) 2019年6月10日
『キネマと恋人』ともさかさん、三上さん、誓さんはケラ作品で果たすべき自分の役割をしっかり理解していてお見事。インタビューさせていただいた橋本さん、映画スターの風格たっぷり嵐山進と、仲間思いで心優しい月之輪半次郎のギャップがたまらない。全員素晴らしいキャスティングだなぁ、と改めて。
— Ayako Hisada (@ayalaugh) 2019年6月10日
『キネマと恋人』橋本淳さんへのインタビューはこちら。劇場で広報さんにお会いしたら「あのインタビュー、楽しかったです!」と言っていただけて嬉しかった。https://t.co/l8eNzqMbxQ
— Ayako Hisada (@ayalaugh) 2019年6月10日
初めて見たケラ作品は、今でも忘れない1996年5月、新宿シアターアプルで『下北ビートニクス』でした。あのときのいろんな意味での衝撃は忘れられず、それからケラ作品はいろいろ見てきました。あれから20年以上経って、今でもこうしてケラ作品を楽しめているのは幸せなことですね。
エンタメ特化型情報メディアSPICE(スパイス)のサイトにて、執筆記事が公開されました。
頼れるアニキ(と私が勝手に慕っている)荒川潤さん撮影の力強く美しいお写真が、お二人の雰囲気にぴったりでとても素敵です。
「日本舞踊を盛り立てたい」という熱い気持ちを持った幸四郎さん、阿佐ヶ谷スパイダースの劇団員でもあるなど、幅広いご活躍を見せる爽子さん。インタビューは幸四郎さんが冗談を言って笑わせてくださったりと、終始和やかなムードでした。
花柳壽應先生についてお話しを聞けたことも嬉しかったです。壽應先生には2013年、KAAT神奈川芸術劇場で行われた「隅田川二題」という公演でお世話になりました。(当時は花柳壽輔先生)
この公演の直前の2012年、東京文化会館で「日本舞踊×オーケストラ-伝統の競演-」という公演があり、壽應先生が総合演出を担当されていました。出演者の中には井上八千代先生もいて、壽應先生と八千代先生による「牧神の午後」はとても色気がありながら、清潔感のある作品でした。記事中でも触れていますが、爽子さんは「日本舞踊×オーケストラ」のvol.2にご出演されていたりと、いろいろなことが繋がっているというのも面白いなと改めて思いました。
日本舞踊というと、少し敷居が高いというイメージを持っている方も多いかもしれませんが、子どもも楽しめる公演を目指していらっしゃるとのこと。ぜひ子連れのお客様にもたくさん見に行っていただきたいです。「ぴのきお」どんな作品になるのだろう?楽しみです!
国立能楽堂にて、金春会定期能を鑑賞してきました。
金春会定期能を国立能楽堂で鑑賞。能三番と狂言一番で約五時間(途中休憩込)、たっぷり見られて大満足。これで6000円はお得感。全席自由だからその日の気分、あるいは演目ごとに好きな位置から見られるのも嬉しい。
— Ayako Hisada (@ayalaugh) 2019年6月2日
能「盛久」清潔さと色気を併せ持つシテ山井綱雄先生の魅力を堪能。能面無しで先生のご尊顔(イケメン)を拝することができる演目だったのも楽しかった。ワキの森常好先生の美声にもしびれた。一噌幸弘先生の鋭く澄んだ笛の音も素敵だった。#金春会定期能
— Ayako Hisada (@ayalaugh) 2019年6月2日
狂言「蚊相撲」野村萬先生の至宝の芸、演目も相まってとにかく可愛すぎる89歳。能「井筒」シテの櫻間右陣先生がしっとりと恋の切なさを舞う。大倉源次郎先生のふくよかな小鼓の音が素晴らしかった。#金春会定期能
— Ayako Hisada (@ayalaugh) 2019年6月2日
能「鵜飼」シテの井上貴覚先生の力強さが、特に後シテの鬼の迫力に繋がって見ごたえがあった。ワキ・ワキツレの野口能弘&琢弘先生の僧コンビも息ぴったりでさすが。柿原弘和先生の大鼓の音が心地よかった。#金春会定期能
— Ayako Hisada (@ayalaugh) 2019年6月2日
まだまだ能楽鑑賞歴が浅く、本当に初心者目線なのですが、見れば見るほど能楽は奥が深いと思わされます。もっといろいろわかるように、語れるようになることを目標に、これからも様々な能楽公演にできるだけ足を運ぶようにしたいです。