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舞台『パンドラの鐘』にご出演の柾木玲弥さんにインタビューさせていただきました。自然体での受け答え、非常に清々しかったです。責任と誇りと嬉しさ、いい言葉だなと思いました。
99年の野田版と蜷川版の両方見ているので、あれ以来の『パンドラの鐘』上演は本当に嬉しいし、熊林版が純粋に楽しみです。
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成河さんへのインタビューはこれが3回目。
毎回必ず聞いてしまうのが、舞台芸術における“ジャンル”の話。今回はそもそも『子午線の祀り』自体が、日本の演劇の諸ジャンルの俳優が一緒に作る一つの作品として木下順二さんが書き上げた戯曲なので、その問題意識がより明快に伝わるお話しをしていただけました。
本日のKAAT初日を鑑賞しましたが、決して「異ジャンル格闘技」ではなく、それぞれに持ち寄った技術が融合し一丸となった崇高な舞台芸術作品でした。萬斎知盛と成河義経が一つの世界に違和感なく存在する舞台を見ながら、木下さんがやりたかったのはこういうことなんだな、と心が震えました。それを汲み取った萬斎さんの演出、お見事です。
成河さんは高い技術と才能と向上心の持ち主。これからもいろいろ飛び越えてチャレンジしていただきたいです。いつか成河さんがシテのお能が見てみたいなぁ、などと勝手な妄想が膨らみました。
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今週土曜日から渋谷ユーロスペースで公開される映画『写真の女』について、監督の串田壮史さんと主演の永井秀樹さんにお話しをうかがいました。
インタビューに先立ち、自宅PCで映画を鑑賞させていただきましたが、久しぶりに家で集中してじっくりと見ることのできた作品でした。飽きさせないテンポのよさと、映像の美しさと、音の繊細さが素晴らしく、90分があっという間でした。公開されたらぜひ改めて映画館で堪能したいと思います。
個人的には、永井さんと猪股俊明さんがここ最近共演することが多いのが気になっていたので、そこを聞くことができてよかったです(笑)。記事には盛り込めませんでしたが、猪股さんがこの映画に出演するきっかけになったのがKAATで上演された『ゴドーを待ちながら』のラッキー役で見せたミステリアスな存在感だったという話も面白かったです。
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なぜか話はジョンソン&ジャクソンの次回公演にまで及びました(笑)
初めてナイロン100℃の公演を見たのは1996年5月の『下北ビートニクス』。これまで見た演劇作品と全く違う世界観にただただ圧倒され魅了された、一生忘れられない舞台。そこからナイロン100℃のファンになり、大倉孝二さんのファンになりました。
大倉さんへの取材が決まってからずっと緊張の日々で、当日ご本人を前にしてもガチガチに緊張していましたが、大倉さんのお人柄に助けられて非常に楽しいお話しを聞かせていただくことができました。
大倉さんから「見世物」という言葉が出たとき、ちょうど自分が考えていたことと一緒だったので驚いたと同時に嬉しかったです。「演劇の“見世物的な要素”は失ってはいけないと思う」という大倉さんのお言葉、大切に覚えておきます。
取材終わりに、思わず大倉さんに「大倉さんのこと『ビフテキと暴走』から見てます!」って言ってしまったら(緊張のあまりなぜか『下北ビートニクス』のことが頭から抜け落ちていた)、大倉さんは「古いですね!」と驚き笑いしてくださいました。優しいご対応ありがとうございました。