第五十四回 紀伊國屋演劇賞が発表されました
本日、第五十四回 紀伊國屋演劇賞が発表されました。
なんと、文学座の亀田佳明くんが堂々の個人賞受賞!これはもう本当に嬉しいニュースです。
亀田くんの受賞対象作品、両方見ていました。
亀田くんのことは、つい先日見に行った『タージマハルの衛兵』の感想にも書きましたが、はっきり言って、彼が今まで受賞歴なしだった方がおかしいくらいで、実力からいって当然の成り行きなのですが、それでもやはりこうして世間が認めてくれると素直に嬉しいですね。
私は亀田くんの初舞台を見ていて、それからも数々の出演舞台を見てきました。彼の落ち着きある確実な芝居の能力は、もしかしたら成熟しすぎていて、これまでは彼の年相応ではなかったのかもしれません。当時は「こんなにいい俳優なのに、もっと活躍できるはずなのに」と歯がゆい思いもしましたが、今、この年齢になったからこそ彼の才能が広く認められるようになったのかもしれないな、なんてことを思いました。
亀田くん、本当におめでとう。これからもご活躍を楽しみにしています。そして、また再会できる日を心待ちにしています!
ゲネプロ取材させていただいたNODA・MAP「『Q』:A Night At The Kabuki」から広瀬すずさんが受賞されたのもなんだか嬉しいです。広瀬さん、キラキラしていて素敵だったもんなぁ。またぜひ舞台で拝見したい女優さんです。