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『フローズン・ビーチ』の初演は1998年。当時の時事ネタを素っ頓狂に盛り込んでいる様は、21年前のケラさんだからこそ書けた脚本だな、と懐かしさを覚えました。
演出の鈴木裕美さんご自身も「ケラ作品はケラさんが演出しないと面白くない、と思っていた」という主旨のことを言っていて、正直私もそう思いながら観劇に臨みました。ケラ演出だから出せたナンセンスな面白さは当然ないけれども、裕美さんだから出せたリアルな会話の妙や突き抜け感があって、ケラ戯曲の面白さを再確認しながら見ることができました。
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