新国立劇場2019/2020シーズンラインアップ説明会~<小川絵梨子・演劇芸術監督編> 執筆しました
エンタメ特化型情報メディアSPICE(スパイス)のサイトにて、執筆記事が公開されました。
小川さんが「公共はどうあるべきか」そして「次世代に何を残せるか」を熟慮されていることが伝わってきて、彼女の今後の活動がますます楽しみになりました。「ことぜん」シリーズはぜひ見たいなぁ、と思いました。
私が小川さん演出作品と初めて出会ったのは「暗いところからやってくる」(脚本は前川知大さん)でした。あれは大人も子どもも一緒に楽しめる素晴らしい作品だったなぁ。一番最近では新国立劇場「スカイライト」を拝見しました。以前から舞台で見たかった戯曲なのでよい機会となりました。
新国立劇場『スカイライト』鑑賞。デイヴィッド・ヘアーの脚本を小川絵梨子さんの演出で。小川さん演出は光と影の使い方がとても効果的で、その絶妙さで情景が心の中にしみこんでくる。舞台装置も、その配置から何からおしゃれでカッコイイ。小川さんの美的感覚好きだなぁ。 pic.twitter.com/9mGn2nTSsm
— Ayako Hisada thread (@ayalaugh) 2018年12月18日
俳優は、蒼井優さん、葉山奨之さん、浅野雅博さんの3人のみ。皆さん素晴らしかった。いつの間にか舞台の世界に引き込まれてすっかり没入してしまった。蒼井さん演じるキラを取り巻く社会、男たち、過去と現実、そして未来。彼女の骨太な演技がこの物語の柱になっていた。
— Ayako Hisada thread (@ayalaugh) 2018年12月18日
葉山さんはこの物語の、もっと大きく言うとこの世界の救いの存在で、なんというか幸せの塊というか、宝物というか、彼の存在そのものが光をもたらす「スカイライト(天窓)」になってくれてるのかもなぁ、と思った。
— Ayako Hisada thread (@ayalaugh) 2018年12月18日
浅野雅博さん、その演技を拝見するのは久しぶりになってしまったけれど相変わらず自然体の演技が見事で、全然変わらぬ若々しさに演技の深みが加わっていて、ますます魅力的な俳優さんになっていた。一歩間違えれば嫌な奴で終わってしまうトムという役の様々な表情を見せてくれた。
— Ayako Hisada thread (@ayalaugh) 2018年12月18日