『スケリグ』公開ゲネプロ&囲み取材レポート 執筆しました
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主演の浜中さん。前職時代に、2014年の舞台「ザ・オダサク~愛と青春のデカダンス~」にちょっと関わっていたのでそれ以来に拝見しました。あのときは主演が内博貴さん、演出が錦織一清さん、と先輩に囲まれていたのもあって、かわいい後輩、という印象が強かったですが、今回はさすが座長、という落ち着きといいますか、余裕のようなものが感じられた気がします。
それから、奥村佳恵さん。彼女のデビュー作となった2008年の『音楽劇 ガラスの仮面』(蜷川幸雄演出)の現場でご一緒していたので、その後もこうしてご活躍されているのがとても嬉しいです。
演出はウォーリー木下さん。ウォーリーさんのことは、昨年8月にふぉ~ゆ~主演の舞台「年中無休!」を見たときにブログに書きましたが(《舞台》「年中無休!」 - 慢慢走 Walking Slowly)十数年前の記者時代に2度ほど取材させていただきました。ライター復帰したときから、またウォーリーさんに関する記事が書けたらいいな、と思っていましたが、その念願がかなってうれしかったです。ウォーリーさん演出の舞台を東京でこうやって見る機会が増えて、なんていい時代になったんだろう、なんて思ってしまう古参ファンであります。
舞台『スケリグ』は公演期間が長いので、きっと上演を重ねるうちにどんどん変わっていくのだろうなぁ、と思います。それは決して「どんどん良くなる」という意味ではなくて、公演期間序盤にしか出せないもの、公演期間中盤だから出せるもの、公演期間終盤にやっと見えてくるもの、というのがそれぞれあると思っています。それぞれの瞬間にしか出せないものを、キャスト・スタッフ側も、観客側も、それぞれに楽しむことのできる作品なんじゃないかな、と思いました。