お散歩~川口元郷編
今日は、アポイントがあったので川口まで行ってきました。
実は、川口の地に降り立つのは初でした。
どんな街なのかしら、とドキドキ楽しみでした。
川口、と一口に言っても、私が行ったのは川口元郷駅近辺。
初めて行く場所だったので、余裕を持って早めに行ったら早く着きすぎてしまって時間を持て余したので、周辺のお散歩をしてみました。
立派な建物がありました。旧田中家住宅、と書いてあります。
近づいてみると、残念ながら今日は休館日で中には入れませんでした。
登録有形文化財と書いてありました。
ここ旧田中家住宅は、大正時代に建築された本格的洋風住宅。洋館と、昭和になってから増築された和館と、庭園が美しいようです。また、庭園にある茶室と和館の日本間は貸室もしているそうです。和物の集まりなどがあるときに利用してみるのも素敵ですね。とても気になるので、今度機会があるときはぜひ中に入ってみたいと思います。
さて、旧田中家住宅の道を挟んで隣に目をやると……牛?!
黄金の牛……迫力!
こちらは、川口と浦和に店舗のある焼肉店「神戸亭」の立派な看板でした。
さて、歩いていてふと気になったのが、こちら。
十二月田。私は最初読み方がわからず「じゅうにがつだ?」と首をひねっていました。
十二月田中学校前の信号の看板。「じゅうにがつ たなか がくまえ」ではありませんでした。「十二月田」の上に「しわすだ」と書いてあります。なるほど!素敵な読み方ですよね。
十二月田稲荷神社もありました。
こちら、お稲荷様であることにはちゃんと意味がありました。
かつてこのあたりは十二月田という地名で、その由来は十二月に神様のお使いの狐たちが杉の葉で田植えの真似をして豊作を願った、という言い伝えから付けられたのだそうです。今は地名としては残っていないそうですが、こうして地名の名残があちこちにあるのは、その名前が人々に愛されて来ている証拠ですね。
こうして知らない土地をお散歩するのは楽しいですね。
あちこちでアジサイがきれいに咲き始めていました。
もうすぐ6月、もうすぐ梅雨到来ですね。