自転車キンクリートSTORE「海辺のお話」
2005年3月15日〜27日 ＠俳優座劇場
作：エドワード・オールビー 訳：鳴海四郎 演出：鈴木裕美
出演：木内みどり、花王おさむ、小松和重、歌川椎子
エドワード・オールビーは「動物園物語」や「ヴァージニア・ウルフなんかこわくない」といった戯曲が有名。
オールビー作品は、この作品も含め、何かどこか不思議。
この人の頭の中ってどうなってるんだろう？って思ってしまった。
かなり難解な作品だけど、とても滑稽でおかしなお話。
前半は正直退屈してしまい、後半はだいぶテンポも出てきて良くなったけれども、全体的にちょっと冗長な印象だったのが残念。
木内さん。初日のせいか台詞がおぼつかず、他の３人との掛け合いもどうもぎこちない。
花王さん。木内さんとの掛け合いがほとんどなので苦しそうでお気の毒。でもやっぱりとってもキュートな役者さん。
小松さん。なんでもない普通の台詞でも、小松さんが言うとなんか面白い。表情や、言い方ひとつで面白さを出せる役者さんって素敵。
歌川さん。小松さん同様、表情や台詞の出し方がとても面白くて上手。役柄やその状況に応じて演技をぴったり当てはめてくる、とっても器用な役者さん。
