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演劇を通じて世界と繋がる「ふじのくに⇄せかい演劇祭2020」プレス発表会レポート~国内外の最先端の舞台芸術が集結

エンタメ特化型情報メディアSPICE(スパイス)のサイトにて、執筆記事が公開されました。

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静岡で行われた「ふじのくに⇄せかい演劇祭2020」プレス発表会のレポートを執筆しました。詳細に書かせていただいたのでボリュームたっぷりです。GWはぜひ静岡で、魅力的な舞台芸術ばかりが集結した祭典をお楽しみください。

昨年10月以来のSPAC、発表会の前に公演中の『メナム河の日本人』を鑑賞させていただきました。演出は文学座今井朋彦さん。遠藤周作の戯曲と、今井さんと、SPAC俳優の芸術性の高い邂逅が美しい舞台作品でした。プレス発表会、その後の懇談会にも今井さんは参加され、久しぶりにゆっくりお話しできて嬉しかったです。

また、懇談会ではSPAC俳優の奥野晃士さんともお話しをさせていただき光栄でした。ご出演中だった『メナム河の日本人』の話から、Noismの劇的舞踊『カルメン』にご出演の際のお話しや、昨年10月の『寿歌』の話など、いろいろ貴重なお話しをありがとうございました。

話はずれますが、奥野さんがご出演された『カルメン』には思い入れがあり、2014年の初演時、KAAT公演の広報を担当させていただきました。ダンスカンパニーの公演なのにSPACの俳優さんがご出演されるということで、個人的には奥野さんの存在に非常に注目していました。この作品がその後も再演、海外公演と重ねて上演されたことは、関わった人間としても嬉しいことでした。


Noism1×Noism2_CARMEN [digest]

 

スタッフの皆さんも温かく気さくに接してくださって、非常に楽しい静岡出張となりました。またSPACに行きたい、と改めて思わせてくれる1日でした。

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横浜流星、宮本武蔵役で「自分の最大限の“男”の部分を出していきたい」 舞台『巌流島』インタビュー

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舞台『巌流島』で主演の宮本武蔵を演じる横浜流星さんへのインタビューです。
まさに今をときめくトップスター、ということでギリギリのスケジュールの中でのインタビュー、現場はちょっとピリッとした空気でしたが、横浜さんご自身はとても自然体で、飾らない言葉で舞台への思いを真っ直ぐに語ってくださいました。
カメラマンの山本さんとは最近現場でご一緒することが多く、今回は黒バックという珍しい形で横浜さんがより引き立つお写真を撮っていただけてとても嬉しかったです。

 

中屋敷法仁×荒井敦史×多和田任益インタビュー 伝説の舞台の令和初上演はあえて改竄してみる、舞台『改竄・熱海殺人事件』

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数々の名言(迷言?)が生まれたインタビューだと思っています(笑)。熱くて楽しいお話しをたくさんしてくださったお三方に感謝です。

お写真は、インタビュー会場の近くにあった公園で撮影させていただいたのですが、お三方が本当に絵になる方々で、写真の出来上がりを楽しみにしていました。期待通りの柔らかい雰囲気が良く出ているお写真で嬉しいです。

今年はつかこうへい没後10年。本家・文学座アトリエでも「熱海殺人事件」の上演が決まっています。この機会にいろんな「熱海~」を見比べてみたいです。

渡辺謙と宮沢氷魚が「美しい瞬間」の積み重ねから生み出す、舞台『ピサロ』稽古場レポート

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さすがウィル・タケットという稽古場で、本番の舞台セットでどんな美しい作品に仕上がるのか期待が高まりました。
演出のウィルさんがイギリスの方なので稽古場は英語と日本語が飛び交っていました。渡辺謙さんはブロードウェイにも出演しているし英語喋れるだろうな、と思ってましたが、宮沢氷魚さんがネイティブ並の英語力で驚きました。これだけしゃべれたら彼もいずれは海外進出ということもありえそうだなと思いました。
この稽古場取材で久しぶりに外山誠二さんにお会いできて、稽古時間内だったのでお話しはできなかったけど、私に気づいてアイコンタクトしてくださったりそっと手をフリフリしてくださった外山さんかわいかった。ウィルさんが「セイジサン」って呼んでるのもかわいかった。
本番は3/13から。4/20までと長丁場なのでどこかでぜひ見に行きたいです。

瀬戸康史インタビュー「どんな舞台になるのか想像できない」 松尾スズキの戯曲『母を逃がす』に挑む

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今年5月にシアターコクーンで上演される、松尾スズキ作、ノゾエ征爾演出の『母を逃がす』にご出演される瀬戸康史さんにインタビューしました。
瀬戸さんはとてもハッキリキッパリ明快にお話しされる方で、気持ちよくお話しさせていただくことができました。
瀬戸さんの舞台は前川知大作品や昨年のケラ作品でも拝見していて、映像からでは伝わりづらいかもしれないけど非常に深みを持っている役者さんだなと感じていました。その深みはもしかしたら、挑戦し続けたいという彼の貪欲さが生んでいるものなのかもしれない、とお話しを聞きながら思いました。
松尾スズキワールドで“雄介”として生きる瀬戸さんを見られるのが今から楽しみです。