慢慢走 Walking Slowly

好きなことを、好きなように、ゆっくり綴る。

十三世片岡仁左衛門二十七回忌法要レポート~『二月大歌舞伎』を控え一門が参列

エンタメ特化型情報メディアSPICE(スパイス)のサイトにて、執筆記事が公開されました。

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1/28に行われた十三世片岡仁左衛門二十七回忌の法要レポートです。記者による取材自体は法要後に行われました。
我當丈、秀太郎丈、仁左衛門丈の三兄弟揃い踏みは非常に胸に迫るものがありました。お父様である十三世の存在の大きさや、お父様への思いがお三方からあふれ出るような会見でした。
『二月大歌舞伎』は歌舞伎座で2/2~26です。

山崎美貴×高井浩子インタビュー 演劇とお茶の両方を楽しめる「和」な公演 東京タンバリン『花筏』

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この『花筏』は、昨年5月に東京国立博物館九条館で拝見して、本当に素敵なアイディアの演劇作品だな、と楽しませていただきました。
美貴さんが見せてくださる所作の美しさと、美貴さん演じるさくらさんという女性のかわいらしさが堪能できてもうファンにはたまらない作品です。
ユーモアにあふれながら、心にチクリと刺さる高井ワールド、ぜひ多くの方に体験していただきたいです。
2/8(土)と9(日)、BankART SILKで上演されます。KAATや山下公園、中華街のすぐ近くですので、週末のお出かけにぜひ!

www.tpam.or.jp

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東京タンバリンを初めて見たのは多分15年くらい前で、高井さんの作品好きだなぁ、とそこから結構追いかけて見てきました。

山崎美貴さんとは文学座時代にお仕事をご一緒させていただくことが多く、本当に優しく美しい素敵な方で、殺伐とした(笑)マネージャー時代には美貴さんの存在がとても心の支えになっていました。

そんな私が大好きなお二人にインタビューさせていただけて、本当に嬉しく光栄でした。ありがとうございました。

鈴木勝秀×る・ひまわり第3弾公演『ウエアハウス-double-』『る・ぽえ』公開舞台稽古レポート

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新国立劇場小劇場で上演されたの鈴木勝秀×る・ひまわり第3弾公演の公開舞台稽古レポートを書きました。同じ劇場、同じ舞台装置で2作品を上演しているため、レポートも2本に分かれています。

ウエアハウス』は、エドワード・オールビーの『動物園物語』をベースにした作品で、大筋の流れは一緒なのですが、設定や舞台が現代の日本に置き換えられていて、実験的で面白い作品でした。

『る・ぽえ』には、劇団「拙者ムニエル」の加藤啓さんがご出演されていて、とあるシーンのセリフの言い方がめちゃくちゃ面白くて、一瞬を突いてくる笑いのセンスがさすがでした。

ayalaugh-tmc.hatenablog.com

加藤啓さんのことはこのブログにしみじみ書いていました。ご縁は長く、もうかれこれ20年以上舞台を拝見しています。初めて啓さんにインタビューしたのは2003年。またインタビューしたいなぁ。

島田歌穂×下條アトム×古川健インタビュー~1972年の沖縄を描いた舞台、トム・プロジェクト プロデュース『沖縄世 うちなーゆ』

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1972年の沖縄を描いている話なのに、今の沖縄とあまりにも重なるところが多く、作者の古川さんのおっしゃる通り「沖縄においてこの50年近く、問題の本質は何も変わっていない」のだと思いました。その作品の思いに応えている下條さんと島田さんの熱い芝居をぜひ多くの方にご覧いただきたいです。

個人的には、小学生のとき、初めて見た『レ・ミゼラブル』でエポニーヌ役を演じていた島田歌穂さんの演技に深く感銘を受け、いまだにあの感動は忘れられないくらいの観劇体験となったので、その島田さんが今もこうして第一線でご活躍されているのは感慨深いです。とても気さくで柔らかで素敵な方でした。

2/2(日)まで、東京芸術劇場シアターウエストで上演中です。

https://www.tomproject.com/

詩森ろばインタビュー~アイヌをめぐる2つの事件を軸に描く人間ドラマ、流山児★事務所『コタン虐殺』

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2/1~9に下北沢ザ・スズナリで上演される、流山児★事務所『コタン虐殺』について、作・演出の詩森ろばさんにお話しをうかがいました。

取材時期が『沖縄世 うちなーゆ』とかなり近くて、ほぼ同時期に沖縄とアイヌという2つの大きな社会問題と向き合う機会をいただくことができ、様々に考えさせられました。

とはいえ、記事の中で詩森さんもおっしゃっていますが、非常に楽しめるエンターテイメント作品になりそうです。すっかり売れっ子の鈴木光介さんが音楽担当、しかも本番生演奏でご出演されるというのも楽しみです。

www.ryuzanji.com