慢慢走 Walking Slowly

好きなことを、好きなように、ゆっくり綴る。

東出昌大主演、岩松了作・演出舞台『二度目の夏』が開幕 テーマは“嫉妬”

エンタメ特化型情報メディアSPICE(スパイス)のサイトにて、執筆記事が公開されました。

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東出さんは昨年の主演舞台『豊饒の海』に続き、今作でも取材をさせていただき、見るたびに本当に美しい方だな、と思います。映画『桐島、部活やめるってよ』で共演していた東出さんと太賀さんの再びの共演も嬉しく。会見で話をすることの難しさは取材する側としてもいつも感じることですが、はいりさんの話の面白さはさすがだなぁと思いました。東京公演は下北沢本多劇場で本日から8/12までです。

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この夏「嫉妬」やります、って岩松さんと東出さんにインタビューしたのがもうだいぶ前になってしまった。やっと本番の舞台が始まるんだなぁ、としみじみうれしい。本番見るのが本当に楽しみ。

KERAの名作戯曲『フローズン・ビーチ』プレビュー公演 鈴木裕美の演出でよりスリリングな会話劇に

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フローズン・ビーチ』の初演は1998年。当時の時事ネタを素っ頓狂に盛り込んでいる様は、21年前のケラさんだからこそ書けた脚本だな、と懐かしさを覚えました。


演出の鈴木裕美さんご自身も「ケラ作品はケラさんが演出しないと面白くない、と思っていた」という主旨のことを言っていて、正直私もそう思いながら観劇に臨みました。ケラ演出だから出せたナンセンスな面白さは当然ないけれども、裕美さんだから出せたリアルな会話の妙や突き抜け感があって、ケラ戯曲の面白さを再確認しながら見ることができました。

www.keracross.com

向井理「普通の人たちの感情の動きを見て欲しい」 舞台『美しく青く』初日前会見&公開ゲネプロ

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向井理さんには、以前この公演についてインタビューさせていただきました。

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久しぶりに見た赤堀雅秋作品は、鋭く、そして優しく、いろんな感情が胸に去来する舞台でした。
向井理さんは、舞台上の姿からもとてもストイックな姿勢が伝わって来て、ちゃんと赤堀作品の住人になっていて、いい俳優さんだと思いました。
田中麗奈さん、美しかったし、お芝居もとても誠実で心地よかったです。
大倉孝二さんは、どこにいってもぶれない俳優さんで、だけどちゃんとそれぞれの世界観になじんでいて、芯のある軟体動物のような不思議な魅力があって、大好きです。やっぱりこの人の魅力は舞台で余すところなく体感してこそ伝わってくると思う。
平田満さんも、本当にうまい、すごい俳優さんです。滅多に“名優”という言葉は使わないけれど、平田さんになら使ってもいいかもな、と思いました。

公演はBunkamuraシアターコクーンで本日から28日までです。

余談ですが、かつて大変お世話になったプロデューサーさん、そしてマネージャー時代の信頼する先輩に劇場でお会いできてとっても嬉しかったです。こうやって人との縁が繋がり続けているのは幸せなことです。これからも皆さんと、お仕事で関わっていけたらいいな。

おまけ。ツイッターに書いたこぼれ話です。

 

新国立劇場初登場の野木萌葱にインタビュー~史実から想像を膨らませて書いた『骨と十字架』

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取材に先立ち、台本を読ませていただきましたがすごく面白かったです。
野木さんにインタビューさせていただき、穏やかに気さくにお話しくださる中に、ところどころ天才肌の方独特のちょっと飛んでる感じがあって、ああだからこそこういう本を書ける方なんだなぁ、とすごく納得してしまいました。
公演は明日7/11から7/28までです。本番を拝見するのがとっても楽しみです。

 


一部の方から、ページが正しく表示されないという報告をいただいており、現在編集部に伝えて調査中です。
この記事ページはもちろん日本語のページなのですが、なぜか英語ページと認識されて日本語翻訳機能が働いて、変な日本語文章が表示される、という謎現象が一部で起きているようです。
万が一、おかしな文章のページが表示された場合は、Google翻訳等の機能を確認、オフ等してみてください。
「なんだこのライター、変な文書く人だな」とか「こんなひどい文章を掲載するなんてSPICEなにやってんだ」などと誤解されてしまうのは悲しすぎる!

 

 

KAAT神奈川芸術劇場『ビビを見た!』

KAAT神奈川芸術劇場で『ビビを見た!』を鑑賞してきました。

松井さんの演出はさすがだったし、俳優さんも皆さん素敵でした。今回はKAAT大スタジオのサイズで作られた舞台でしたが、これをKAATホールで再演したらどうなるんだろう、などと妄想してみたりして。ホールでもいけるくらいのスケールを持った作品だと思うのですが、どうでしょう。

 そして、ライター仕事のお知らせひとつ。